【今日の暦】二十四節気 処暑
▽8月23日〜9月7日の暦▽
・8月の旧暦 葉月(はづき)
暦の上では秋の始まり!
ほかにも、「張り月」「紅染月」「秋風月」などと呼ばれます。
・9月の旧暦 長月(ながつき)
残暑の中に涼やかな秋風を感じる季節。
他にも「夜長月」、また収穫の時期であることから「稲刈月」、秋の実りにまつわる「菊月」や「紅葉月」といった異名もあります。
二十四節気:処暑(しょしょ) 8/23〜9/7頃
暑さが止む、の意味ですが、実際はまだまだ暑い。熱中症には十分にお気を付けてお過ごしください。
七十二候
初候 綿柎開(めんふひらく) 8/23〜8/27 綿の花が開き始める頃。
次候 天地始粛(てんちはじめてしゅくす) 8/27〜9/1 天地が寒くなってくる頃。
末候 朱乃登(くわすなわちみのる) 9/2〜9/7 穀物が実り始める頃。
この時期の催事
9月1日頃:二百十日、防災の日
二百十日とは、立春から数えて二百日目の9月1日〜2日頃のことを言います。
この頃は稲の開花の時期であり、同時に台風がよく発生する時期でもあったので、昔の人は厄日として警戒し、地域によっては台風を退け秋の実りを祈る「風祭り」を行うこともありました。
また、9月1日は関東大震災(1923年)が発生した日でもあります。災害の教訓を生かし、防災意識を高める為、「防災の日」に制定されました。
参考文献
『絵でつづるやさしい暮らし歳時記』新谷尚紀
『七十二候の食薬レシピ』大友育美
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